今年は株式市場が低調だ。確定拠出型年金制度401(K)を利用して資金を積み立てている人の多くが、残高を確認したい衝動との闘いを強いられ、投資はいまでも着実かつ段階的な繁栄への道だと自分に言い聞かせているに違いない。しかし、多くの米国人は、そうした衝動にあらがわずに済んでいる。長らく株式市場から遠ざかっているか、全く参加していないためだ。ギャラップが今春実施した調査で、41%の米国人が株式市場に一切投資していないと答えた。その多くは投資する余裕がないためだ。ギャラップによると、世帯年収が4万ドル(約670万円)未満の人の75%が投資を全くしていないと答えた。余裕があっても投資をしないのは個人の選択だ。世帯年収が10万ドル以上の米国人の11%は株に一切投資していない。
株価低迷どこ吹く風、投資しない多くの米国人
資金的な余裕がない人もいれば、ほかにもっと良い手段があると考える人も
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