おみやげ算をマスターして、
心理的なアドバンテージを!
ここまでみてきたように、試験中は、少しでも良い精神状態をキープしたいものです。不安や焦りなどの状態からも、ちょっとしたことがきっかけで、平常心を取り戻せることはあるものです。その点から、「おみやげ算をマスターしている」ということそのものが、個人差はあるにしても、心理的に有利にはたらく可能性があります。
おみやげ算は短時間でマスターできます。そのため特に、受験の直前期に、11×11~19×19を暗算できるようになれば、「直前だが、自分の武器(=計算力)が増えた」ということで、ひとつの自信になりえます。
また、算数や数学の試験で、11×11~19×19を計算する機会に出合ったとき、「あっ、この計算で『おみやげ算』が使える!」と、前向きな気持ちになることも考えられます。
中学受験だけでなく、高校、大学受験、就職試験などでも11×11~19×19が途中式として必要になることがあります。ですから、おみやげ算をマスターして、ほんの少しでもアドバンテージや、きっかけをつかみたい方は、『小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本』を手にとってみることをおすすめします。