パナソニック、東芝、シャープなどで
「強いモノづくり」が復活

 長内厚・早稲田大学大学院経営管理研究科教授は、業界を志す学生に対して「足元の業績より成長性に注目すべき」と指摘する。

 持ち株会社制に移行したパナソニック、新経営陣の下で改革を急ぐ東芝、そして台湾の鴻海精密工業傘下に入ってからもユニークな商品開発を続けるシャープなど、将来の成長可能性が大きい企業に注目してみるのもいいだろう。

【ここにも注目!】学生は大手電機メーカーに注目しがちだが、彼らを支えるBtoB企業にも注目。特に電子部品関連では、世界的シェアの事業を持ち、待遇がいい企業が多い。東京エレクトロン、レーザーテック、信越化学工業などが有名。