米国の女子高校生を対象とした調査で、2021年には5人に3人近くが悲しみや絶望を感じ続けていると報告され、過去10年で約60%増えた。米疾病対策センター(CDC)が13日公表した新たな調査結果で明らかになった。CDCによると、高校生の男女ともメンタルヘルスの問題を抱えていると報告されているが、女子では性的暴力、悲しみの感情、自殺リスクの報告が過去最高水準となった。21年は女子高校生の57%が過去1年に持続的な悲しみや絶望を覚えたと報告され、11年の36%から増えた。また21年には自殺を試みることを真剣に考えたとの報告が30%と、11年の19%から増えた。男子高校生については、21年は持続的な悲しみや絶望を覚えたとの報告が29%で、11年は21%だった。自殺を試みることを真剣に考えたとの報告は21年には14%で、11年の13%から増えた。
米女子高生、悲しみの感情や自殺リスクが過去最高=CDC
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