逆に人気が上昇している大学は?
一方、法政は学部新設などに伴って人気が上昇し、総合的にコスパが高いと言える。志願者数はBグループの6校のうち、立教は入試改革が奏功して増加し、学習院も微増したものの、あとの4校は前年度より減少。(2022年12月時点でのデータを基にしています)
少子化に加え、私大の定員厳格化や安定志向の結果とはいえ、新型コロナウイルスにより大学の変容が迫られる中、各大学は打開策を模索している。今後、コロナ禍での講義の進め方、コロナ不況に負けない就活支援などにどう対応したかで、しのぎを削るBグループでの評価の違いも顕著になっていくだろう。