ChatGPT完全攻略 最新・仕事術革命の決定版#13Photo:Adobe Firefly

AI(人工知能)に関連する用語はなじみのない言葉も多く、すんなりと理解するのは簡単ではない。特集『ChatGPT完全攻略 最新・仕事術革命の決定版』の#13では、第4次AIブームを理解するのに最低限知っておきたい五つの用語について、シンプルに解説する。(ダイヤモンド編集部 千本木啓文)

「週刊ダイヤモンド」2023年6月10日・6月17日合併号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

必須用語1「生成AI」

 AIとは、人が作る“考える機械”のことだ。その中で、人の指示や質問に応じて、文章や画像などを作ることができるものを「生成AI」という。

 文章を作る生成AIとして、米オープンAIが開発したChatGPTや米グーグルが開発したBard(バード)などがある。

 生成AIが普及した要因として、差別を助長する文章や爆弾の作り方といった危険な文章を生成しない“歯止め”をAI自らがかけられるようになったことが大きい。

 次ページでは、必須用語1の「生成AI」を改良する鍵となった「強化学習」や、必須用語2「ディープラーニング」、必須用語3「大規模言語モデル(LLM)」、必須用語4「プロンプト」、必須用語5「ファインチューニング」を徹底解説する。