○○年も働いているのに、
相応の実績を残せていないのですね?
○面接官が知りたいのはココ
定性的な実績でも良いので、教えてほしい
「これから頑張ります」は聞きたくないよ
「そうですね、残していません」で終わるのはNG。他の圧迫系質問と同じように、一旦指摘を受けてから、反証しなければなりません。
一番頭を悩ませる反証の材料ですが、たとえば、地味でも継続できていることがあれば、
「ノルマを毎年達成してきたわけではありませんが、全営業社員の中で平均より上の数字を安定継続して残してきました」、「几帳面な性格のため業務遂行上の確実性には定評があり、この5年間で大きなミスは1つも犯していません」といったPRができます。また単発でも、
「会社の重点地域である、○○地区担当を任されたことがあります」、
「今売れている△△製品の××分野のごく一部ですが、開発に関わりました」
といったPRも効果的です。
人それぞれに役割があり、全員がエース級でないことは面接官も理解しています。身の丈に合った実績を探して打ち返してください。
なお、「ネガティブ要素を未来に向けてプラスに改善していく」というのは、面接での受け答えの定石ですが、この質問に対する回答としては、若手と違ってかなり苦しいです。
○たとえばこういう人の場合
40歳女性、大卒。今まで2社に勤務。
今回は3社目の転職で、同業種・同職種への応募。
【NG!】「確かに今はありません。これから御社で頑張って実績を作り上げていきたいと思います」
ミドルが「これから頑張ります」では、さすがに通用しません。