4万人以上のダイエットを成功させ、自身もウエスト58cmを30年間キープする健康運動指導士・植森美緒の新刊「生きてるだけで、自然とやせる! やせる日常動作大図鑑」。食事制限&運動なしで、部分やせできてリバウンドしないという夢のような方法は、日常動作をちょっと変えるだけという簡単なことだった! 本連載では、「生きてるだけで、自然とやせる!」さまざまな日常動作を紹介していきます。

【1日10秒】お腹の皮膚のたるみを取るモーニングルーティンPhoto: Adobe Stock

寝起きにどうせ「伸び」をするなら! 夜明けのお腹やせ呼吸

●やせる部位:お腹全体
●行う時間:10秒
●運動強度:中

【1日10秒】お腹の皮膚のたるみを取るモーニングルーティン

「え! 朝は体が動かないー!!」というアナタ! お腹のたるみに効果絶大ですよー!!

朝起きたとき、腕とつま先で引っ張り合うように伸びをしてお腹を凹ませる動作は、お腹のたるみに効果大! 伸びたあとに「あー、よく寝た!」と口に出して言ってみてください。不思議と寝起きがラクになるから、寝起きが悪い人にこそおすすめです。

横になったまま行うことでラクに動ける

「背すじを伸ばしてお腹を引っ込める」と口で言うのは簡単だけれど、はじめからできている人は少ないものです。

「後ろにそってしまってお腹に力が入らない!」のもあるあるです。

でもその点、寝て行うと重力が助けてくれるので、腕が上げやすく、お腹を引っ込めやすくなります。
肩関節が固いなどの姿勢のクセ直しにもよいです。ラクにまっすぐ伸びることができるようになりますよ。

背中がしっかり伸びたという筋肉刺激が脳に伝わると、「今、元気!」と脳が錯覚することが研究で明らかになっています。ぜひお試しを!

*本記事は『生きてるだけで、自然とやせる! やせる日常動作大図鑑』から、抜粋・編集して構成したものです。
*著者/植森美緒(健康運動指導士) 監修/金岡恒治(早稲田大学スポーツ科学学術院教授・スポーツドクター)