今年の大谷選手は
「すごいホームラン王」になれるかもしれない
さて、お待たせしました。大谷翔平選手のホームラン打率を見てみましょう。
最初に紹介したいのが、21年に46本で惜しくも2本差でホームラン王を逃した年です。この年の大谷選手のホームラン打率が0割8分6厘でした。
この年は、ライバルのゲレーロJr.選手とペレス選手に48本と終盤で追い越されたのですが、ゲレーロJr.選手が0割7分9厘、ペレス選手が0割7分7厘と、実は大谷選手が率では両選手を上回っていたのです。
そして今年、昨日までの大谷選手の成績は363打数35ホームラン。ホームラン打率は実に0割9分6厘です。つまり、今年の大谷選手はホームラン打率1割を達成できる位置にいるのです。
さらにそれだけではありません。月間MVPを獲得した6月の数字を見ると、なんと打率4割ちょうどでホームラン打率は1割5分2厘。
そうなんです。6月の大谷翔平選手は01年のバリー・ボンズと同じように、ホームランを量産していたのです。
「感覚的に2試合に1本ホームランを打っているように思えた」
というのは実はその通りで間違っていなかったのです。