50代が沼落ちするSNS、人生100年時代を豊かにする活用法とはいつでも、どこでも、世界中とつながることができる(写真はイメージです)Photo:PIXTA

「人生100年時代」という言葉を耳にするようになって久しい。少し前までは現役を引退したら余生はのんびりと過ごすのが当たり前だったかもしれない。しかし、100歳まで生きるとしたら、50代は折り返し地点。そこから新たな人生が始まるといっても過言ではない。そんな50代におすすめしたいのが、SNSだ。50代半ばでWebライターとして活動を始め、SNSの世界に目覚めた筆者が、とっておきの活用法を紹介する。(取材・文/Webライター/SEOライター ほしななこ)

定年後に好きなことで収入を得るには?

 人生100年時代をより豊かにするため、SNSの活用をおすすめするのにはさまざまな理由がある。

 そもそも「人生100年時代」とは、イギリスの学者リンダ・グラットンが、共著の『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略』のなかで提唱したもの。長寿となる今後は、生き方を柔軟にシフトさせていかなければならないとされている。

 本当に100歳まで生きるとしたら、それなりのお金も必要となる。はたして年金だけで一生安泰に暮らせるのだろうか? もしも不安があれば、足りない年金を補うためのお金を稼ぐ手段も考えなければならない。

 人生後半に自分がやりたいことで収入が得られれば、こんなに幸せで楽しいことはない。会社員なら、定年後は会社に縛られることなく、自分の好きな働き方を見つけて楽しく過ごしたいと思っている人も多いだろう。

 そんな幸せな生活を叶えるためには、時代に即して自分らしさを発揮して生きるスキルが求められる。その一つが、SNSである。

 すでにSNSを利用していても「見るだけ」という人は多いだろう。しかしこれからの時代、積極的にSNSを活用して情報を発信する側になるのがおすすめだ。