イラストを投稿して「ファン」を作ることも

 具体的にはどんなSNSがあるか、活用法とともに紹介しよう。それぞれ特徴があるので、ぜひご自身にあったSNSを見つけていただきたい。

「X(旧ツイッター)」は、おもに文章で発信するツール。基本的には140文字以内のテキストで投稿をする。画像や動画、リンクの添付も可能だ。アクティブユーザーは、世界で3億人超、日本で4500万人と言われている。

 自分の投稿を誰かが再び投稿してくれるリポストという機能もあり、圧倒的な拡散力が魅力。筆者はこのX(旧ツイッター)での発信をメインとしており、スタートしてから毎日何らかの情報を発信している。

 1投稿140文字内で、いかに自分の伝えたいことをまとめるかのトレーニングにもなっている。1文字たりとも無駄にできない投稿だ。仕事のオファーや仲間とのやりとりなど、今や欠かせないSNSである。

「インスタグラム」は、若者がキラキラしたおしゃれな日常を発信するイメージがあるかもしれないが、もはやはそれだけではない。

 画像や動画に文章をプラスしての発信が可能で、気に入った投稿はハートマークや画像を押して「いいね」する。インスタグラムのアクティブユーザーは、世界で10億人、日本で3300万人といわれている。

 たとえば「写真を撮る」「イラストを描く」といった趣味がある人は、自慢の写真やイラストを定期的にアップして、ファンを増やすことも。

 新しい機能も続々と追加されている。最近筆者が愛用しているのは「リール」。最大90秒のショート動画をシェアする機能だ。電子書籍を出版した際に内容を宣伝する動画を投稿したところ、書籍の購入につながったという嬉しい出来事も。海外から仕事のオファーがきたこともある。