4万人以上のダイエットを成功させ、自身もウエスト58cmを30年間キープする健康運動指導士・植森美緒の新刊「生きてるだけで、自然とやせる! やせる日常動作大図鑑」。食事制限&運動なしで、部分やせできてリバウンドしないという夢のような方法は、日常動作をちょっと変えるだけという簡単なことだった! 本連載では、「生きてるだけで、自然とやせる!」さまざまな日常動作を紹介していきます。

【ダイエット】できそうなことを目標にするほうがやせる理由Photo: Adobe Stock

目標設定の注意点

「〇kgやせるまで絶対に飲み会には参加しない」など、「絶対に〇〇」といった目標を立てる人はやせない人。正確に言うと、一時的にやせるもののリバウンドをくり返しやすい人です。

 目標が明確なのは一見よいのですが、ダイエットでは話が違います。明確なゴールに向かってがんばることは「目標達成=ゴール」。つまり「ダイエットの終了」となり、リバウンドに折り返すことになるのです。

簡単なことを積み重ねるほうが、結果として大幅にやせる

 やせる人は、できそうなことを目標に設定します。「買い物はお腹が減っていないときに行くようにする」「腹8分目を心がける」というように、やせることにつながる行動にフォーカスしているのです。このように簡単なことを積み重ねるほうがリバウンドの心配がなく、結果として大幅にやせることも可能な目標の立て方です。

*本記事は『生きてるだけで、自然とやせる! やせる日常動作大図鑑』から、抜粋・編集して構成したものです。
*著者/植森美緒(健康運動指導士) 監修/金岡恒治(早稲田大学スポーツ科学学術院教授・スポーツドクター)