4万人以上のダイエットを成功させ、自身もウエスト58cmを30年間キープする健康運動指導士・植森美緒の新刊「生きてるだけで、自然とやせる! やせる日常動作大図鑑」。食事制限&運動なしで、部分やせできてリバウンドしないという夢のような方法は、日常動作をちょっと変えるだけという簡単なことだった! 本連載では、「生きてるだけで、自然とやせる!」さまざまな日常動作を紹介していきます。
食べる前に二の腕をいたわっておこう レンチン中に、振袖肉も料理!
◆やせる部位:二の腕
◆行う時間:左右各10秒
◆運動強度:中
ちぎれるような腕の後ろ側の緊張感がたるみに効く
ひじを曲げて腕を上げ、ひじを頭のほうに引っ張ります。ひじはひじで引っ張られまいと抵抗して外側に開こうとします。この動作で二の腕が引き締まります。引っ張り終わったほうの腕の後ろ側と、まだ行っていないほうの腕の後ろ側をさわって比べてみましょう。行ったほうの腕のさわり心地が締まっていたら上手にできている証拠です。逆も行います。
普段使わない腕の後ろ側は脂肪がつきやすい
脂肪は二の腕の後ろ側にたまります。
逆に力こぶは腕の前側にできます。
これは、普段よく使っているかいないかの違いです。
腕の前側の筋肉は腕を曲げるときに使われ、後ろ側の筋肉は腕を伸ばすときに使われる。このことさえ知ってしまえば、あとはチャンスを見つけて腕の後ろ側を使うのみですね。
私は後ろ手で壁を押す二の腕シェイプの動作を、待ち合わせのときによく行います。
行っているときに顔はあくまでも平然と。こっそりやせるためには、ここは大事なところです。
*本記事は『生きてるだけで、自然とやせる! やせる日常動作大図鑑』から、抜粋・編集して構成したものです。
*著者/植森美緒(健康運動指導士) 監修/金岡恒治(早稲田大学スポーツ科学学術院教授・スポーツドクター)