誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる。Voicy精神科医Tomyきょうのひとことの“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!

【精神科医が教える】トラブルが起きてもイライラしない方法Photo: Adobe Stock

なぜイライラするのか?

アテクシ、ちょっと小さなトラブルに巻き込まれて、イライラしてしまいました。

そこでふと「これって、ありがちなことだよな」と思い、どうしたらいいんだろうかと考えてみたんです。

トラブルが起こってイライラするのは、なぜか? それは、すぐに決着したいと思うからなんですね。

早く解決したいという“期待”

もちろん、トラブルは早期に解決したほうがいいのですが、本当に切羽詰まっているトラブル以外は、まあ、ボチボチ対処すればいいんです。

トラブルが起こると、どうしても早く解決してスッキリしたいという期待が強くなるんです。その期待と現実とのギャップが、イライラのもとなんですね。

じゃあ、どうしたらイライラしなくなるかというと、早く処理しようと思わなければいいのです。実際、そんなに早く処理しなくても支障がないことも多いわけです。

時間で区切って気にしない

急ぐ案件でなければ、時間で区切るのがひとつの方法です。朝起きたトラブルであれば、「夕方の5時までに解決できたらいいな」、その時間になっても解決しなかったら、「ま、明日に回そう」ぐらいに時間で割り切る。

そうやって時間で区切って、あとは他のことに集中して気にしないのが、精神衛生上いちばんいいです。

すぐに解決できない問題に執着して、頭から離れなくなると、未来のことを考えて不安になる人と一緒の精神状態に陥ってしまいます。

執着してもしょうがないこと

未来のことは、どうなるかわからないので、不安になってもしょうがない。でも、たいていは、なんとかなるわけです。

どうにもならないことに執着してもしょうがないですし、むしろイライラがエスカレートしてしまいます。

時間で区切って、そのときになったら考える。それ以外の時間は、他のことに集中して考えないようにするのがベストです。

※本稿は『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)の著者が日々お届けする“心のサプリメント”です。