サンキュー・メールを入れるなら
夜がいい?それとも朝がいい?

 まずは自分なりの「マイルール」を作りましょう。
 たとえば、私が企業で働いていたときのマイルールは次の2つです。

1. 相手と別れるときに、必ず「ありがとうございました」と言ってから別れる
2. 翌日の朝、始業時間15分前に、前日お世話になった人に、「サンキュー・メール」を送る

 たった2つのシンプルなマイルールです。

 よく、「なぜ、始業時間15分前に送るのですか」という質問を受けるのですが、理由は、朝の時間をお互いが気持ちよく過ごせるからです。朝出社してパソコンを立ち上げ、メールボックスを見たときに、一番上にあるサンキュー・メールがパっと目に飛び込んで来たら、相手は朝からうれしい気持ちのまま仕事をスタートさせることができます。

 なぜ、夜遅くのサンキュー・メールではダメなのか。それは、その後に送られてくるその他のいろいろなメールに混ざってしまい、埋もれてしまう可能性があるからです。

 また、サンキュー・メールを送るほうは、前の日にお世話になった人の顔を思い浮かべ、感謝の気持ちを伝えることから気持ちよく仕事をはじめることができるからです。