悪口を伝えてくる人からは逃げる
それが身を守るための最良の策
悪口を伝えてくる人に困った経験を聞くうちに、複数の人から聞かれたのが、「こちらから聞いたわけでもないのにわざわざ悪口を伝えてくる人からは距離を取った方がいい」という意見だ。
「1回でもイヤですが、複数回それをやってくる人からは離れた方がいいと思います。悪意があるにせよないにせよ、自分にとって有害なので。自分の場合、かつてのビジネスパートナーがそういうタイプで、思い切って離れて独立したらストレスが激減しました。自分で思っていた以上に負担だったのだと思います。今思えば、パートナーは自分より交友関係を広げてほしくなくて、ああいうことを言っていたんだとわかります」
「かつての親友だと思っていた人が、『〇〇がこんなこと言ってた』と伝えてくるタイプでした。一度あまりにひどいと思ったので、悪口を言っていたという本人(後輩の女性)に電話で確認したところ、『そんなことは言っていません』と言われて、親友の嘘が発覚しました。実態は、親友が言った私の悪口を後輩は黙って聞いていただけだったようです。我慢して確認していなかったら、後輩のことを悪く思ったままだったと思います。親友と縁を切ってから友人が増えたので、悪い友達はいない方がマシだなと思いました」
これが親なら毒親、配偶者ならモラハラなパートナーということになるのだろう。このようなタイプの人は大概話が上手いし、一見何気ない雑談に紛れ込ませてくるから、その場では受け流してしまいがちだ。少しの違和感も見逃さないようにしたい。
あなたの周囲に、悪口を伝えてくる人はいないだろうか。それは一見いい人に見えても、実は危険な人だと覚悟した方が良いかもしれない。