OOO(Out of Office。オフィス外)ループは、生活の質と仕事の質を向上させ、仕事の成功や高い報酬につながるという
OOO(Out of Office。オフィス外)ループは、生活の質と仕事の質を向上させ、仕事の成功や高い報酬につながるという

同社は、コミュニケーション機会の重要度を分類した「コミュニケーション・ヒエラルキー」を掲げており、同じ場所・同じ時間を共有する対面でのコミュニケーションを最上位レイヤーとし、その下位に時間を共有するライブビデオや同期型のオンライン会議、さらに最下位に非同期型のビデオ会議を位置付けている。

対面でのコミュニケーションは現在特に貴重で、多くの時間を割くことができず、スケールできない。リービン氏は、そのような機会につまらない会議を行うことは悲劇だと指摘。信頼の構築や人脈を広げたりなど、実際に会わないとできないことを行うべきとしている。

コミュニケーション機会の重要度を分類した「コミュニケーション・ヒエラルキー」
コミュニケーション機会の重要度を分類した「コミュニケーション・ヒエラルキー」

対面に比べて重要度は落ちるものの、次のレイヤーにあたるライブビデオや同期型のオンライン会議も貴重という。参加者全員が同時刻に集まるなどスケジュールの調整を行い時間の共有を行うため、参加者それぞれが発言し会話・議論・質疑応答などのインタラクティブ性を必須としている。

報告会、情報の共有が目的など、一方的に誰かが話し、他の参加者は聞いているだけなら、最下位レイヤーの非同期型のビデオ会議が最適という。

事前に録画、あるいは実施済み会議の録画を配布するといった体裁で共有するだけでいいと指摘。視聴者側は、録画を早送りで見れば効率的だ。リービン氏は、ほとんどの会議が最下位レイヤーに該当すると気が付き、社内でもコミュニケーション・ヒエラルキーに準じた使い分けを実践しているそうだ。

同氏は、ツール・サービスとしてのmmhmmは、同期・非同期のビデオ会議のどちらも難なく行えるとしていた。