睡眠に効果のあると言われるCBDオイル:知っておくべきことPhoto:Getty Images
*本記事はEsquireからの転載です。

 不眠症ケアに「カンナビジオール(CBD=ヘンプの種子及び茎から抽出された大麻草特有の成分)」を使用する際に期待できることと、潜在的なリスク要因について専門家にお話をうかがいました。

 厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト「e-ヘルスネット」によれば、“不眠症は国民病”という見出しで、「日本人を対象にした調査によれば、5人に1人が『睡眠で休養が取れていない』、『何らかの不眠がある』と回答しています。加齢とともに不眠は増加します。60歳以上の約3人に1人が睡眠問題で悩んでいるということ。そして、そのため通院している20人に1人が、不眠のため睡眠薬を服用しているというのです。不眠症は特殊な病気ではありません。よくある普通の病気なのです」とつづられています。

 皆さんの中に「なかなか眠れない」と感じる日が多く、それをなんかと改善できればと願っている人がいるなら、「CBDオイル」を利用してみることを検討してはいかがでしょうか。

「CBDオイル」とは?

「CBD」とは、「カンナビジオール(CannaBiDiol)」のこと。大麻(ヘンプ)の種子及び茎から抽出された大麻草特有の成分になります。不安や痛み、ストレスなどを緩和する効果が期待できることが報告を受け、現在さまざまな研究がなされています。

 また、ここまでの話で読んだだけで、睡眠に不安のある人もない人も、別の不安が発生しているかもしれません。それは、「大麻」という文字に対して…。

「CBDオイル」や「ヘンプオイル」は、日本で違法ではない?

 日本の大麻取締法では、「麻の葉、花、根の利用は禁止」されています。「違法化の対象は、麻の茎および種子それら由来の製品は除外される」とあるので、その見地から判断すれば、「CBDオイル」は違法ではないということになります。

 厚生労働省公式サイト内地方厚生局 麻薬取締部の「CBD(カンナビジオール)を含有する製品について」にも、「大麻草の成熟した茎や種子のみから抽出・製造されたCBD(カンナビジオール)を含有する製品については大麻取締法上の『大麻』に該当しませんが、当該製品を輸入する前に、麻薬取締部においてその該否を確認しております」とのこと。よって、しかるべき確認を得た商品に関しては問題がないということになります。

 そんなCBDオイルですが、臨床CBDオイル研究会のサイト内においては、「生理活性物質によって不眠や疼痛(とうつう)、嘔吐、抗てんかん作用、免疫調整作用、抗炎症などに対して効果を持つことが確認されています」ということになっています。