データ分析SaaSのSrush、1.8億円の資金調達を実施

Srush(スラッシュ)は7月4日、HIRAC FUND、ニッセイ・キャピタルを引受先とする第三者割当増資と金融機関からの借入により、1.8億円のプレシリーズAラウンドの資金調達実施を発表した。累計調達額は2.6億円となる。Srushはデータ分析SaaS「Sales Rush Board」を提供。各種SaaSツールとの連携により、データ収集・分析におけるExcel作業からユーザーを解放する。

就活サービス運営のアレスグッド、1.2億円の資金調達を実施

アレスグッドは7月5日、サイバーエージェント・キャピタル、East Ventures、丸井グループより1.2億円の資金調達を実施を発表した。同社が提供するのは、気候変動や地方創生などの社会課題を軸に、情報収集や企業選びができる就活プラットフォーム「エシカル就活」。Z世代の就活生のニーズに応える。今後は“社会課題版LinkedIn”の実現に向けて事業を拡大していく方針で、グローバルプロダクトの立ち上げも視野に入れる。

企業向けメタバースサービス提供のambr、10.2億円を資金調達

ambr(アンバー)は7月5日、電通グループ、SBIインベストメント、インテージホールディングス、東急不動産ホールディングス、ANRIを引受先とする第三者割当増資により、総額10.2億円を調達したと発表した。自社でコンシューマー向けのVRSNS(バーチャルSNS)を運営していたambrは、コロナ禍で数十社からメタバース活用に関する相談を受けて方向転換。企業のメタバースプロジェクトをサポートすることで事業を成長させている。

AI育成アプリのエアフレンド、1.63億円の資金調達を実施

AI育成アプリ「エアフレンド」を提供するエアフレンドは7月5日、Branding Engineer、Iceblue Fund、Olive Fund、テクノサイエンス、国内外の個人投資家らを引受先とした第三者割当増資により、シードラウンドで1.63億円の資金調達を実施したことを明らかにした。アプリはLINE公式アカウントを使った個人開発のサービスとして2021年9月にスタートしたもの。育成したAIを友達として話し、ほかのユーザーと共有することが可能だ。

シェアサイクルサービス「チャリチャリ」運営のneuetが資金調達

シェアサイクルサービス「チャリチャリ」を運営するneuet(ニュート)は7月5日、肥銀キャピタルと肥後銀行が共同設立した肥銀ベンチャーファンドを引受先とした第三者割当増資による資金調達の実施を発表した。調達金額は非公開。2018年2月にメルカリグループの傘下で、福岡市においてサービスを開始。2019年夏にメルカリから事業承継したneuetがサービス展開を進め、福岡市との共同事業として現在までに約2500台の自転車と500カ所以上のポートを設置し、月間50万回・累計960万回以上利用されている。熊本市では今年4月28日から「熊本市シェアサイクル実証実験事業」の共同事業者として採択され、サービスを開始している。