「EcoSmart Fireは既存の販売チャネルもまだまだ広げられますし、新規でデジタルの強化もできる。またアジア市場も開拓できていないので、そこも狙える。まだまだ成長させていく余地は十分にあるな、と思ったんです」(赤坂氏)

画像提供:メルクマール
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実際、Shopifyでショップを9月に開設し、オンライン販売を開始してみたところ、単価が30万円以上であるにもかかわらず、すでに1カ月で15台ほど売れている。

「ホテルやレストランなどで商品の実物を見たけれど、住まいの近くで購入できる場所がなかった人たちが、オンラインで購入してくださっているんだと思います。それを考えると、日本国内にも潜在顧客はたくさんいるので、オンライン販売にも大きな可能性を感じています」(赤坂氏)

EcoSmart Fireの海外展開については2021年中を目処に台湾・韓国・シンガポールで販売を開始する予定だという。

また、EcoSmart Fireの販売と同時並行でfrankyは2020〜2021年にかけて、“生活をより豊かにするブランドをつくる”をテーマとして複数のインテリアプロダクトを出す予定だ。

「いま、さまざまなプロダクトデザイナーや、建築家、写真家、工場関係者など、各領域のプロフェッショナルの人たちとチームを組んでいるので、いくつかのブランドとウェブサービスを順次ローンチをしていきたいと思っています」(赤坂氏)