この領域には国内外ですでに複数のプレイヤーが存在し、Spirは後発で参入する形になる。「カレンダーサービスを作っていると話すと、Googleカレンダーと何が違うの?と言われることも多い」そうだが、日程調整にフォーカスし機能を磨き込むことで、戦える余地はあるというのが大山氏の見解だ。
「痒いところに手が届くような機能や実際に試した時の感覚の違いなど、細かい体験面で勝負をしていくことになるため、プロダクトの磨き込みにかなりの時間をかけてきました。今回ようやく一定のクオリティを担保できる状態になったので、まずは日程調整のペインをしっかりと解決できるようなプロダクトを提供していきたいです」(大山氏)