主催者側が日程調整画面からいくつか候補日を抽出すると専用のURLが発行されるので、それを相手に送る。URLを受け取ったユーザーはカレンダー画面に表示された候補日の中から自分の好きな日程を選び、名前やメールアドレスを入力すれば準備は完了。オンラインMTGの場合にはZoomやGoogle MeetのURLも自動で発行してくれる。

主催者側の一連の流れ
主催者側の一連の流れ
確定者側(URLを受け取ったユーザー)のフロー
確定者側(URLを受け取ったユーザー)の一連の流れ

主催者側はカレンダー画面から手動で候補日をピックアップしてもいいし(日程調整機能)、Googleカレンダーと連携した上で指定した条件に基づき候補日程を自動で抽出してもいい(公開URL機能)。前者の場合にもGoogleカレンダーと同期をしておけばSpir上から自分や同僚のスケジュールをチェックできるので、Spirを開いておくだけでスムーズに候補日を選定できる。

また複数人で予定を調整する際に使えるアンケート形式の日程投票機能も用意されていて、この機能を使えば「表示しているカレンダー全員の空いている時間を自動的に抽出する」ことも可能だ。

複数人で日程調整をする際に便利な「日程投票」機能も搭載
複数人で日程調整をする際に便利な「日程投票」機能も搭載

Googleカレンダーとの連携で日程候補の抽出をスムーズに

Spirは2020年5月からベータ版の事前登録を開始するとともに、数百人規模でクローズドベータ版を運用してきた。

僕自身もたまたま知り合いの起業家が使っていたことをきっかけに一足早くSpirを試してみたのだけど、シンプルながら「Googleカレンダーと連携した上で、自分で候補日程を調整できる」点が思っていた以上に使いやすかった。

というのも、自分でも以前から日程調整には課題を感じていて国内外のサービスをいくつか試してきたが、そのほとんどがGoogleカレンダーの空き日程から自動で候補日を抽出するタイプであったために、結局使うのを辞めてしまっていたからだ。

自動抽出型は候補日を選ぶ手間が少ないのが大きなメリットである反面、「カレンダー上は空いているものの予定は入れないでおきたい」「この予定は並行して調整している別件よりも後に入れたい」など細かい調整が効きづらい。

実際クローズドベータ版でも“自分で戦略的に候補日を選べる”ことが好評で、運営元のSpirで代表取締役を務める大山晋輔氏によると他の調整ツールから乗り換えてきたユーザーもいるそうだ。

加えて今回のベータ版からは自動でスケジュールの空き時間をURLで共有できる「公開URL」機能も実装。ユーザーの用途に合わせて候補日の抽出方法を選べる仕様にアップデートした。

上述した機能は基本的に無料で利用でき、今後はより高機能なプレミアム版も提供していく計画。Outlookカレンダーとの連携や日本以外のタイムゾーンへの対応なども予定しているという。