また、マーケットプレイスとしての展開も進めたいとジョン氏はいう。「オフィスでは、物理的な空間でもいろいろなデータが集まります。oVice上ではさらにいろいろなデータが集まると考えているので、このデータをうまく活用してプラグインを作ったり、AIを使ったデータ分析をするなど、エコシステムをつくっていこうというのが、来年からのマイルストーンです」(ジョン氏)

開発者向けのイベントで会場として使われたことで、海外からの問い合わせも増えているoVice。まずはジョン氏の母国でもある韓国でプロダクト利用を広げ、海外展開も図るつもりだ。

「oViceはレイアウトが自由で、比較的簡単に各社向けのカスタマイズができます。このレイアウトコンテンツもアジアではウケるのではないかと考えています。現実でも企業イメージに合わせたデザインオフィスがつくられるように、オリジナルデザインを企業ごとに提供するのも良さそうです」(ジョン氏)

これらの開発や新たな市場開拓へ投資するため、oViceは12月、シードラウンドで総額1億円の資金調達を実施した。引受先はベンチャーキャピタルのOne CapitalとMIRAISEだ。なお、oViceは資金調達の発表と同時に、社名をNIMARU TECHNOLOGYからoViceへと変更したことも公表している。