「会社を辞めて起業することを選んだのは、自分の人生の中で最高の決断でした」
起業を決意した時のことをそう振り返るのは、須藤憲司氏。2020年12月22日に東証マザーズに上場したKaizen Platform(以下Kaizen)の代表取締役CEOだ。
須藤氏は2003年に新卒で入社したリクルートホールディングスで様々な事業を経験した後、当時最年少でリクルートマーケティングパートナーズの執行役員も務めた。「周囲からは出世コースと言われることも多かった」というが、その環境を離れ、2013年に起業の道へ進んでから7年。本日マザーズに上場し、新たなステージへと踏み出した。
「世界をKAIZENする」をミッションに掲げるKaizenの軸は創業時から変わらない。「ソフトウェアを通じたアウトソーシング」によって顧客の課題を解決することだ。
最初のプロダクトではこのアイデアをウェブサイトのUX改善の領域で形にした。