さらに、糖類などの添加物はもちろんですが、果汁にも注意が必要。果汁には単糖類の一種「果糖」がたっぷりと含まれています。糖が体に吸収されるスピードは分子の数が少ないほど速いので、最小単位である単糖類に属す果糖の吸収スピードは最速。よって、アルコールと糖質のダブルで肝臓へ負担がかかり、飲み続ければ知らず知らずのうちに脂肪肝を誘発してしまいます。

 もう1つが、原材料のわからないお酒。先に述べた甲類の焼酎のように、連続式蒸留機で大量生産された安いお酒です。なぜかというと、値段の安いお酒は余計な添加物や、コスト削減による不純物を含んでいる可能性があるから。味わいが不自然だったり、不純物がアルコールの分解を遅らせたりと、悪酔いを引き起こしかねません。