「自力整体」とは、整体プロの技法を自分におこなう人気メソッドです。「久しぶりにぐっすり眠れた」「慢性痛から解放された」など、多くの声が寄せられています。
現在、国内・海外で約15,000名が実践。鍼灸、整体、ヨガを構成した動きで、痛み、コリ、冷え、疲労、不眠、便秘、不定愁訴を解消します。
今回、3分以内で痛みや不調を解決するワークを集めた
『すぐできる自力整体』が発売。症状別の「悩み解決ワーク」のほか、じっくりほぐして骨盤調整もできる「4つのコース(動画つき)」を収録。著者の矢上真理恵さんは、「不調のほとんどは自力整体で解消できる」と語ります。
本書より一部を抜粋・編集し、その中身を紹介しましょう。
監修:矢上 裕 矢上予防医学研究所所長、自力整体考案者、鍼灸師・整体治療家
(写真/榊智朗 構成/依田則子)

【整体プロが教える】寒くて眠れない夜にやってみて。ポカポカになる「熟睡ワーク」

足先が冷たくて眠れない夜に役立つ「ふくらはぎ」の刺激

本格的に冷え込む季節。布団に入っても、足先がカチカチに冷えて、なかなか寝つけない人は多いのではないでしょうか。

靴下を履いて寝る方法なども有効ですが、靴下を履くとなんだか窮屈、できれば素足で温まる方法がいいなと感じている方は多いと思います。エアコンのつけっぱなしも乾燥肌が気になるし、湯たんぽはなんだか面倒、なんてことありますよね。

そもそも冷えは血行不良から。おもな血行不良の原因は「筋肉の緊張によるこわばり」です。体の中で、多くの熱を発生させる部位は筋肉です。体温を上げるためには、筋肉をほぐし、活発に働かせることが有効です。

寒くて寝つけない人にオススメなのは、「ふくらはぎの筋肉」をしっかり動かすことです。多くの情報番組などでも知られているように、「ふくらはぎ」は、体全体に血液を送るポンプのような役割があります。「ふくらはぎ」の筋肉がサボっていると、足先・指先は冷たくなります。

そこで手軽にできるのは、自力整体の快眠ワークです。寝る前、布団の上でおこなえば、関節や筋肉の緊張がほぐれて、末端まで血液がめぐり、ポカポカになります。

今回は、『すぐできる自力整体』の中で紹介している、冷え性の改善や快眠に役立つ「あおむけで骨盤調整20分コース」の一部をご紹介しましょう。

【整体プロが教える】寒くて眠れない夜にやってみて。ポカポカになる「熟睡ワーク」矢上 真理恵(やがみ・まりえ)写真左
矢上予防医学研究所ディレクター
1984年、兵庫県生まれ。高校卒業後単身渡米、芸術大学プラット・インスティテュートで衣装デザインを学び、ニューヨークにて独立。成功を夢見みて、徹夜は当たり前、寝るのはソファの上といった多忙な生活を続けた結果、心身のバランスをくずし動けなくなる。そのとき、父・矢上裕が考案し約15,000名が実践している「自力整体」を本格的に学び、心身の健康を取り戻し、その魅力を再発見。その後、自力整体ナビゲーターとして、カナダ、ヨーロッパ各地、イスラエルにて、クラスとワークショップを開催。さらに英国の名門セントラル・セント・マーチンズ大学院で「身体」をより体系的に学び、2019年に帰国。現在、国内外の人たちに自力整体を伝えながら、女性のための予防医学をライフワークにしている。著書に、『すごい自力整体』(ダイヤモンド社)がある。

監修者:矢上 裕(やがみ・ゆう)写真右
矢上予防医学研究所所長、自力整体考案者、鍼灸師・整体治療家
1953年、鹿児島県生まれ。関西学院大学在学中の2年生のとき、予防医学の重要性に目覚め、東洋医学を学ぶため大学を中退。鍼灸師・整体治療家として活躍するかたわら、効果の高い施術を自分でできるように研究・改良を重ね「自力整体」を完成。兵庫県西宮市で教室を開講、書籍の出版やメディア出演などで注目され、全国から不調を抱える人々が続々と訪れるようになる。現在約500名の指導者のもと、約15,000名が学んでいる。著書に『自力整体の真髄』『はじめての自力整体』(ともに新星出版社)など多数。遠隔地の人のために、オンライン授業と通信教育もおこなう。 写真/榊智朗