獣医学系学科の偏差値は10年間でどのように推移したのか。ダイヤモンド編集部ではベネッセコーポレーションの協力により、獣医学系学科の偏差値について10年間の推移が分かる早見表を作成した。特集『新・理系エリート』(全59回)の#54では、全国20学科の偏差値リストを大公開する。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)
人気の獣医学系20学科
10年間の偏差値推移を大公開
農・水産学系の学部は、農学系、森林科学系、農芸化学系、農業工学・農業土木学系、獣医学系、農業経済学・経営学系、水産学系、畜産学系などの学科で構成されている。#54で取り上げるのは獣医学系だ。
獣医学系では、家畜やペットなど動物の治療や健康などを学び、研究する。農・水産学系の学科の中では、最も実質倍率(受験者数÷合格者数)が高く、人気がある。また、獣医学系があることで農・水産学系全体の人気を押し上げ、研究の幅も広がる。それだけに農業系専門の東京農業大学でも、獣医学系の学部・学科の設置について「学内でずっと検討はしている」(副学長の千葉晋教授)という。
ダイヤモンド編集部ではベネッセコーポレーションの協力により、獣医学系学科の偏差値について10年間の推移をリスト化した。次ページでは獣医学系の全国20学科について、10年間の偏差値推移が分かる早見表を大公開する。