新・理系エリート#52Photo:PIXTA

農芸化学系学科の偏差値は10年間でどのように推移したのか。ダイヤモンド編集部ではベネッセコーポレーションの協力により、農芸化学系学科の偏差値について10年間の推移が分かる早見表を作成した。特集『新・理系エリート』(全59回)の#52では、全国38学科の偏差値リストを大公開する。(ダイヤモンド編集部副編集長 臼井真粧美)

全国の農芸化学系38学科
10年間の偏差値推移を大公開

 農・水産学系の学部は、農学系、森林科学系、農芸化学系、農業工学・農業土木学系、獣医学系、農業経済学・経営学系、水産学系、畜産学系などの学科で構成されている。#52で取り上げるのは農芸化学系だ。

 農芸化学系では、生物から生み出す食品の生産から加工、廃棄、再生までを化学的に研究する。農・水産学系の学科の中では、募集人員や志願者数の規模が大きい。GX(グリーントランスフォーメーション)の追い風もあって、募集人員は10年前と比べて増加しているが、志願者数はまだ付いてきていない。

 ダイヤモンド編集部ではベネッセコーポレーションの協力により、農芸化学系学科の偏差値について10年間の推移をリスト化した。次ページでは農芸化学系の全国38学科について、10年間の推移が分かる早見表を大公開する。