子どもと一緒に
タイムスケジュールを組む
どんな家庭でも、スムーズに物事が進む日もあれば、「今日はとことんうまくいかない」という日もあるでしょう。忙しい毎日の中で、宿題を見る時間が取れないと悩んでいる方は、まずはスケジュールを組んでみましょう。
スケジュールを組んでも、その通りにいく日は少ないかもしれません。しかし、ある程度の予定を立て、それを達成できるよう行動することで、スケジュールの組み方の改善点が見えてくるでしょう。
スケジュールを組むときは、子どもの意見を取り入れながら一緒に作成します。そうすることで、自分の立てた予定を達成しようとする責任感が生まれます。出来上がったスケジュール表は冷蔵庫など、子どもが目につく場所に貼っておき、予定をいつでも把握できるようにしておきましょう。
ここでは、ある日の学校から帰った後のスケジュールをご紹介します。
時間 行事
14:30 学校から帰宅、ランドセルを置く
14:40 手洗い・うがい後、おやつを食べる
15:00 宿題をする
15:30 公園に行く(習い事の日もあり)
16:30 公園から帰宅して休憩
17:00 テレビを見る
17:30 お風呂に入る
18:30 音読をする
19:00 明日の準備をする
20:00 夕食を食べる
21:30 寝る
14:30 おやつの準備
15:00 子どもの宿題を見守りながらデスクワーク
15:30 夕食の下ごしらえ
16:00 洗濯物を出したり、プリントを確認したりする
16:30 水分補給をさせる
17:30 子どもをお風呂に入れる
18:30 夕食を作りながら音読を聞く
19:00 洗濯機を回すなどの家事
20:00 夕食を食べる
21:00 夕食の片付け
21:00 洗濯物を干す、次の日の準備を手伝う
21:30 寝かしつけ
取材したご家庭は、ママはパートで共働き。小学1年生は学校が終わるのが早く、帰っておやつを食べたらすぐに宿題をします。ゲームも公園で遊ぶのも宿題を終えてからというルールを決めて、実践しているそう。音読など親のチェックがいる宿題は、夕食の準備をしながら聞くなどして、時間を有効活用しています。