親も一緒に座って
机で作業をする

 宿題を自分からしない場合は、机の掃除をするなど、勉強するスペースをきれいにするところから始めてもよいでしょう。

 なかなか宿題に集中してくれないときは、パパ・ママが子どもの横に座り、仕事など一緒に作業します。すると、子どものモチベーションが上がり、集中して宿題に取り組んでくれるでしょう。

 また週末や時間があるときには、子どもの友達も一緒に宿題をするという方法もあります。友達と一緒なら、やりたくないことや難しいこともやり遂げられた、という経験はありませんか?一人だとなかなか集中できなくても、友達の作業している姿を見て、自分も頑張ろうと思えるかもしれません。ただし子どもの性格的に、友達と一緒だと集中して宿題ができないという場合もあるので、子どもの特徴を考慮して、試してみてください。

音読は
パパ・ママも一緒に楽しく

 小学生の宿題でよく出されるのが音読です。音読は単調になりがちで、つまらないと感じている子どもも少なくないでしょう。そのようなときは、先にパパ・ママが音読をしてみてください。読み聞かせをするように、抑揚を付けて音読すると、子どもは楽しんで聞いてくれるはずです。

 また、音読する内容に対して簡単な質問をするのも一つの方法です。子どもの音読を聞いている途中で、「それはなんで?」「読んでどう思った?」などと聞いてみてください。ただ読むのを聞いているのに比べ、「親が興味を示している」と感じることができると、子どもはやる気が出ます。