東京駅開業110周年の
記念品はどうなる?
最後は12月20日、東京駅開業110周年だ。100周年の際は赤レンガ駅舎をデザインした記念Suicaの限定販売に大量の客が殺到し、「暴動」と言われるほどの事態となり、JR東日本は後日、希望者全員に販売する対応をした。
ちなみにSuicaは最後の使用から10年経過するとカードが無効になってしまう。その場合、駅にいけばチャージ残高を含めて新しいカードに移し替えてもらえるが、記念カードであっても通常デザインのSuicaに交換されてしまうので注意。カード機能を維持しておきたいなら、何かしら支払いに使っておこう。
昔はカードを機器に挿入してチャージしたため、券面が擦れたり汚れたりしてしまったが、現在はトレイに置くだけでチャージできる機器が主流だ。せっかく買った記念Suicaの存在を忘れていたのなら、汚れないよう大切にしつつ、日常使いしてみるのもいいかもしれない。
さて年始から年末まで注目トピックスを駆け足で見てきたが、2024年も実際にあっという間に過ぎ去って2025年を迎えるのか、思いもよらないことが起こるのか。元日から来年のことを言っていては鬼も笑うに笑えないだろうが、明日のこともわからない私たち人間は今年も精いっぱい生きるしかなさそうだ。