ジョー・バイデン米大統領による機密文書の取り扱いを巡り、ロバート・ハー特別検察官の調査が完了したと事情に詳しい関係者らが明らかにした。ハー氏はバイデン氏を強く批判する報告書を取りまとめたという。2024年の大統領選にも影響を及ぼす可能性がある報告書は、今後数日内に議会にも提出され、公表される予定。ハー氏の広報担当やバイデン氏の顧問弁護士はコメントを控えた。ハー氏は2023年1月、バイデン氏の自宅と事務所で機密文書が発見された問題を調査する特別検察官に任命された。これら資料は当初、バイデン氏の顧問弁護士らが同氏の所有物を移動させる中で見つかっていた。ハー氏は機密文書の取り扱いでバイデン氏の刑事訴追を勧告しない見込み。だが、資料がどのように保管されていたかなど、報告書には新たな情報も含まれると事情に詳しい関係者らは述べている。
バイデン氏の機密文書問題、特別検察官による調査が終了=関係者
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