庶民のくせに、「自分、めぐまれてるしな…」と虚無感をもつことすら申し訳なくおもってた自分が、最高にバカらしくなる。
どんなに恵まれてても、虚無感はかんじるものらしい。それを、若いときのブッダが証明してくれてて救われる。
無職、哲学的になりがち。ぼうだいに時間があるから。
暇な時って、「なんのために生きてるんだろう?」とか考えこんでしまったりしません?するよね?
ぼくもふとんの中で1日中、「ブラックホール同士が衝突すると何がおきる!?」みたいな動画をみて、宇宙に思いをはせていた。
ブッダも、だいたいそんな感じだった。
「この人生なんの意味があるんだ?」
「本当の自分ってなんなんだろう?」
しかし、並の無職とは、スケールが違う。
本気で考えすぎて、ある日、家出して、そのまま一生外にいた。「出家」である。
バレるとやばいので、夜にひっそりでていったらしい。
ブッダも、「自分探し」の旅にでたのだ。ぼくらのより、だいぶガチのやつだけど。