いつ?どのくらい?
チョコレートの食べ方

 多くの健康的なメリットを持つチョコレートですが、どのくらい食べればよいのでしょうか。

 推奨されるのは、1日あたり22gです。市販されている板チョコが1枚でおよそ50~60gほどですから、板チョコを3分の1から半分程度食べればよいという計算です。

 同じカカオを原料とするココアだと、1日に3~4杯ほど飲まなければ同じ量のカカオポリフェノールを摂取することはできませんから、多くの人にとってチョコレートで摂取する方が簡単ではないでしょうか。

 また、過剰に摂取されたカカオポリフェノールは尿として排出されてしまいますので、一度に大量に摂取するよりは、毎日適量を食べることをお薦めします。

 先ほど、活性酸素を増やす要因として運動を挙げました。運動の強度に比例して、発生する活性酸素量が増えるので、激しい運動をされる方は特に意識して抗酸化物質を摂取されることをお薦めします。

 その際に運動の直前だと直前では抗酸化物質が体内に吸収されないので、運動を始める30分前を目安にチョコレートを食べてもらうと、運動で発生する活性酸素の働きを抑えてくれます。

「どんなチョコレートを食べるか」という点にも注意が必要です。糖分を多く含むチョコレートでは糖分過多となり、健康問題を引き起こしかねません。ですから、なるべく糖分が少なく、カカオ含有率の高いチョコレートを選びましょう。

 メーカーによって呼称も含有率の基準もさまざまなのですが、「高カカオ」とか「ハイカカオ」と言われる商品でカカオ含有率が60%以上のものがよいとされています。

 ここまでチョコレートの話をしてきましたが、抗酸化物質を多く含む食品は他にもたくさんあります。

 代表的な食材だと、赤ワインやオリーブオイルはポリフェノールを多く含んでいますし、ポリフェノールの仲間であるカテキンを含む緑茶、飲み会のお伴というイメージも強いウコンに含有されているクルクミン、ゴマに含まれるセサミンなども抗酸化物質です。