あおり運転は決して許されないものです。ですが、あおり運転を「される側」の運転操作が周囲の迷惑となり、それがきっかけでトラブルに発展する場合があるのも事実です。そうした被害に遭う人を減らすためにも、運転中のドライバーが「悪気なく」やりがちな迷惑行為を3つ紹介します。(自動車ジャーナリスト 吉川賢一)
モータージャーナリストが斬る
「やってはいけない運転」とは?
クルマを運転していると、他のクルマに対して「ちょっと迷惑だな」と思うことはありませんか。無理な車線変更をして割り込んできたり、一時停止の標識があるのに停止することなく突っ込んできたり――。
ルールやマナーを無視した運転は事故を生むだけでなく、周囲の怒りを買って「あおり運転」を誘発するリスクがあるため非常に危険です。
もちろん何があったとしても、決してあおり運転をしてもいい理由にはなりません。ただし、あおり運転を「される側」の運転操作が周囲の大迷惑となり、それがきっかけでトラブルに発展する場合があるのも事実です。
そこで今回は、クルマの運転マナーに関して“ちょっとうるさい”筆者が、トラブルを招きかねない「やってはいけない運転操作」を3つご紹介します。