「前置詞は名詞(または代名詞)の前に置き、意味をプラスします。『~を』『~に』などに当たる言葉です」

前置詞があるとないとで大違い!

 こう言われても、すぐには理解できないかもしれません。どういうことかというと、たとえば

Look!(見て!)

とだけ言われても、一体何を見ればいいのかわかりません。でも、

Look at that star!(あの星を見て!)

 と言われたら、「星を」見ればいいのだとわかります。

 このように、具体的に、

「何を」
「何に」
「何と」
「何で」

 どうすればいいかをハッキリさせるのが、前置詞の役割なのです。

 先ほどの文では、「~を」にあたるatが前置詞で、そのあとには名詞のthat star(星)が続いています。

必須前置詞10をマスターしよう!

 実は、英語の前置詞は78個(!)もあると言われています。とはいっても、中にはほとんど使われていない

 saving(~以外は)
 vice(~の代わりに)

 など、前置詞かどうか議論されているものも含まれています。

 ネイティブですら、そう使わない前置詞を覚えても意味がありません。

「これだけは絶対に覚えてほしい前置詞10」はこちらです。