at
in
to
for
from
of
on
off
by
with

 この10前置詞の使い方さえマスターすれば、日常英会話は、まず問題ありません。

 今回は、冒頭に出てきたon、in、to、forを、ひとことで言うとこれ!というコアイメージを紹介します。

onのコアイメージ、ピッタリくっついて!

 誤解している人が多いのですが、onはただ「乗っている」のではなく「ピッタリくっついている」必要があります。上に乗るだけでなく、くっついていれば横でもOK! だから壁に貼られた絵もon、洋服を着ているのもonです。

(1)「上にピッタリくっついた」on

There’s a picture on the wall. 写真が壁に貼ってある。

 onはピッタリくっついている状態。dish on the table「テーブルの上の皿」、picture on the wall「壁の写真」や、lights on the ceiling「天井のライト」などもすべてonでOK。「天井のライトは、ぶら下がってるんじゃないの?」と思うかも? 天井にピッタリくっついているライトならonなんです!

(2)「日時」のon

I play tennis on Sundays. 私は日曜日にはテニスをやる。

 on Sundays「日曜日には」と、その日に限定する時はon。「曜日にはonをつける」と習ったでしょうが、それは「~曜日に」と限定するから。I have an appointment on March 9.「私は3月9日約束がある」も、限定するからonになります。

(3)「身につける」のon

Can I try on these clothes? 試着できますか?

 onのくっつくイメージから、put on ...で「~を着る」、try on ...で「~を試着する」。put on glovesは「手袋をする」、put on a beltは「ベルトをつける」、put on lotionなら「ローションをつける」。onの「身につける」イメージを膨らませればOKですね!

(4)「方法や手段」のon

I spoke with him on the phone. 私は彼と電話で話をした。

 on the phoneで「電話で」、電波に乗って(経由で)会話している姿が想像できますよね? on the Internet「インターネットで」なども同様に、方法や手段を表します。