社会のデジタル化を良いと考えている人
の割合(調査時期:2023年7月)

デジタル化に好意的なのは若者よりも高齢者だった、適応度の二極化を縮小せよ社会のデジタル化を良いと考えている人の割合(調査時期:2023年7月)出所:デジタル庁「社会のデジタル化やデジタル行政サービスの意識調査の結果に関するダッシュボード」

 社会のデジタル化を「良いと考えている」人の割合が48%にも達していることが分かった。「良いとは思わない」という回答は12%であり、おおむねデジタル化は受け入れられているようだ。

 男性は年齢が上がるほど良いと考えている人の割合が高くなるが、女性の場合は年齢による変化はない。そして男女共に若いほど「良いとは思わない」という比率が高く、若者はデジタル化に好意的で高齢者は否定的、というのは思い込みのようだ。

 社会のデジタル化への適応度合いはどうだろうか。男性の場合、高齢になるほど「適応できている」と「適応できていない」という回答が多く、二極化の傾向が見られる。一方、女性の場合は年齢が上がるにつれ「適応できていない」という回答が多くなる傾向だ。