「罪はないんだ!」
このように、「自分が悪い」と思ってしまう人はどうすればいいのでしょうか。
それは、「罪はないんだ!」と、罪の意識を捨ててしまえばいいのです。
「私は悪くないんだ」ではなくて、「罪はないんだ」の「罪」という言葉がとても大切です。
なぜなら「罪と罰」がセットだからです。
自分がありのままで生きられずに苦しい思いをしていることが「罰」で、それは「罪」があるから。
罪が存在しないのであったらなら「罰」が必要なくなり、ありのままに自由で生きていいことになります。
他人の不機嫌な様子を見たときも、「罪はないんだ!」と思ってみましょう。
すると、暗くて狭いところに閉じ込められていた「ありのままの自分」が解放されて、自由に生きられるようになります。
失敗したって「罪はないんだ!」。そう思ってみると、ありのままの自分で生きられるようになり、失敗を繰り返さなくなります。
そんなときに気づくんです。「あぁ! 失敗を繰り返していたのは、ダメな自分に罰を与えていたからなんだ!」と。
ありのままの自分で生きられないのは、「投獄されている罰」と同じです。
「罪がないんだ!」と思うことで、罪から解放されて、はじめてありのままの自分で自由に生きられるようになるのです。
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