PTAを解散・改革した学校はどうなった?「強制なし・会費なし・教員なし」の意外な効果Photo:PIXTA

本連載「大塚さん、PTAが嫌すぎるんですが…」では、2024年もPTAの最新動向や問題点に迫っていく。今回のテーマは「PTAの解散」。コロナ禍の到来によって対面での組織運営が難しくなったことから、ここ数年間でPTAのあり方が見直されるようになった。解散を決断するPTAも見られるようになった。では、コロナ禍が一段落した今、PTAを解散する動きはどうなっているのか。解散した学校はどうなったのか。PTA・学校・保護者に豊富な取材経験を持つ筆者が、リアルな現状をリポートする。(ライター   大塚玲子)

これまでのPTAのあり方は
もう限界!?

 さあ、子どもの新学期です。親にとってはPTAのお役目がまわってくるかどうかが気にかかる、そんな季節です。

 筆者は昨年もこの季節に、「PTAへの参加を拒否したらどうなる?」「PTA会費の不条理な使い道とは?」といったテーマで、ダイヤモンド・オンラインに寄稿しました。

 そのなかでは「PTAを休止・廃止した学校の後日談」を書いた記事が特に読まれたといいます。「これまでのPTAのあり方はもう限界だ」と感じている人が多いのでしょう。

>>参考記事:『PTAを休止・廃止・外注した学校はどうなった?「意外な現状」が取材で判明』(執筆:大塚玲子/2023年4月9日掲載)

 前回の寄稿から約1年。その後もPTAの休止や廃止(解散)は増えているのか? 解散後、学校の状況はどうなっているのか? 今回は、2024年春時点の最新情報をお伝えしたいと思います。

 取材で出会った「保護者は任意参加」「教職員の参加なし」の新組織や、「保護者の加入率が2%弱」のPTAの詳細についてもお伝えしていきます。

【次ページ以降】
・PTAの「休止・解散」は増えたのか?
・取材で分かった、PTAを「解散」した学校の現状
・「強制なし・会費なし・教員なし」の意外な効果