「しょっちゅう自販機を使う人」は1年にいくら損しているのか?節約オタクふゆこさんの著書『貯金はこれでつくれます 本当にお金が増える46のコツ』(アスコム/税込1540円)
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 そもそも糖分は、1日3食の食事で炭水化物を摂っていれば十分だという説もあります。また、よくいわれていることですが、市販のジュースや清涼飲料水などには多量の糖分が含まれているため、1日に何本も飲んでいると糖分の摂り過ぎになり、体に悪影響を与えてしまう可能性もあります。

 わたしは医師でも管理栄養士でもないので、それらの知識は本で学んだ受け売りに過ぎません。でも、そのような知識を身につけると、なおさら自販機で浪費をすることに意味を感じなくなるので、節約にはやはり知識が大切だと実感します。

 水筒生活のネックは、「帰宅後に洗うのがめんどくさい」ということでしょう。わたしはちょうど食洗機を手に入れたことで、その壁をなんとか越えることができましたが、食洗機を持っていない人や今後も買う予定のない人は、別のやり方で飲み物代を節約できると思います。

 例えば、缶コーヒーやペットボトルも、スーパーやネットショップでケース買いをすれば、自販機で買うよりもかなり安い値段で購入することができます。

 また、職場に電気ポットや給湯機がある場合は、インスタントコーヒーやティーバッグなどをスーパーで購入して持参すれば、これもまた飲み物代の節約につながります。いずれにしても、自販機で飲み物を買うのは一番もったいない行為なので、少しでも出費を抑えられる方法を試してみてください。