武蔵野大学アントレプレナーシップ学部 学部長/Musashino Valley 代表/LINEヤフーアカデミア 学長であり『1分で話せ』の著者・伊藤羊一氏と、IT批評家で『プロセスエコノミー』の著者・尾原和啓氏の共著、『努力革命』が5月に発売。重版が決定し、ますます話題を集めている。『努力革命』発売記念鼎談、第3弾の今回は、サイバーエージェント常務執行役員CHOの曽山哲人氏と、本書の内容を語り合う。鼎談の模様は、前・中・後編の3回に分けてお届けする。
生成AIの活用で「アナログな努力」は減らせる
尾原和啓氏(以下、尾原):曽山さん、今日はありがとうございます。
曽山哲人氏(以下、曽山):ありがとうございます! よろしくお願いします。
尾原:「生成AIを活用すればアナログな努力を減らせる」と、SNSにポストしてくださいましたが、読んでみていかがでしたか?
曽山:最初は、お二人が『努力革命』でどういうお話をされるのか、わからなかったんです。でも、本の帯が重要でしたね。「『ChatGPT使えねぇ』って舐めてない?」という帯を見て、「僕もちょっと舐めてるかも」って思っちゃったんですよ。