ひろゆきがウザい時の撃退法
――ちょっとウザいですね。
うん。ウザいなって思って。その度に私が「えっ、何? 今、私のこと論破しようとしてる? あのね、家で『撮れ高』とかないから。カメラ回ってるところでやってくんない?」って言ってます。
そうすると「うぜー」って顔をして、配信部屋に去っていきます。
――撃退法だ。
はい。「カメラないところでやってんじゃないよ!」って(笑)
――夫婦ゲンカのほとんどを、口論ではなくテキスト上でやっているという話も面白かったです。
テキストだと、ヒートアップしても読むタイミングを選べるので。
対面で私にワーッと言われると、ひろゆき君も耐えきれない感じになるけど、テキストだったら読みたいタイミングで読める。そこで言葉尻をとらえるようなこともないから、冷静に話し合えるし、問題点も浮かび上がると言いますか。
だから、解決したいことは大体テキストで送ってます。家庭内で「ここはもっと、こうした方がいいと思うんだけど」みたいなことはテキストで送った方が全然いいですね。
◇◇◇
そういうやりとりの中でひろゆき君が行いをあらためてくれること(めったにない)もあれば「それはできない」と平行線で終わってしまうこと(だいぶ多い)もあるけれど、考え方や感じ方が違うということを、お互いに言葉で確認して、静かに伝え合うことができるのはとても良いことだと思うようになった。
さらに、このファイトスタイルのメリットは、対面で話しているときは、ケンカをしない、できるだけ仲良くするという暗黙の了解が生まれたことだと思う。
(『転んで起きて 毒親 夫婦 お金 仕事 夢 の答え』より)