「夫好き族」に感心

ひろゆきを「一瞬で黙らせる」たった1つの方法西村ゆか(にしむら・ゆか) 1978年、東京都生まれ。Webディレクター。インターキュー株式会社(現GMOインターネット株式会社)、ヤフー株式会社を経て独立。現在はフランス在住。著書に『転んで起きて 毒親 夫婦 お金 仕事 夢 の答え』や『だんな様はひろゆき』(原作・西村ゆか/漫画・wako)がある。

――夫婦ゲンカがテキストな代わりに、一緒にいる時は逆に仲良くしようという心理が働くのもいいですね。もう1つ、本の中で面白かったのが、ゆかさんの友人の「夫好き族」の話です。世の中では、夫の愚痴が止まらないという女性も少なくないように思いますが。

 ですよね。でも、私の友達は自分で自分のことを「夫好き族だから」と言っていて。

「イヤなことがあってムカついたり、ケンカしたりしないの?」って聞いたら、「しないよ。他にいいところがあるんだもん」って。「あ~、よくできた嫁や」と思ったんですけど。

――ゆかさん自身は「夫好き族」ではないんですか。

 ……努力してます。

――「夫好き族」であろうとしている?

 はい。好きですよ。好きですけど「好き族です」って言えるほど心が広くない。毎回毎回「でも、彼にもいいところがあるし」とは、なかなか思えないです。

 なので、努力はしてます(30秒ぶり2回目)。