日本のスタバと海外のスタバの違い

別にS・M・Lで良くない?スタバの「オサレなサイズ表記」理由を知ると思わず脱力してしまうPhoto by Kenichi Ogura

 スタバの外装はガラス張りで外から中がよく見えるようになっているお店が多い。また、内装も他のコーヒーチェーン店と比べて、店内を遮るものがあまりない。ちょっと背の高い巨大なテーブルがあり、背の高いイスが並んでいたりするが、使う人はみな共用で使うことが多い。

 また、最近数が減ってしまったものの、ソファーの座る位置が低いのも特徴だろう。これは私にとって何を意味しているのかというと、まずオープンすぎて個人的な作業、特にパソコン作業や読書がしにくい。雑談も隣の人に聞かれているような気がする。そして、お互いに着ている服が視認しやすいという点も挙げられる。

 隣の人の目など気にならないタイプの人はどうでもいいだろうが、私のように周囲の目が気になってしょうがないタイプの人は、スタバで落ち着くのは不可能なのではないだろうか。

 海外では、そうしたネガティブ要素もかえってポジティブな要素に変わることもある。

 私の場合、海外では周囲の目が気にならないので、時間が空けばスタバに入り浸っていた。どうせ日本語で何をしていてもわかるわけがないとタカを括っていたというわけだ。

「トイレ行くから荷物見ていてくれない?」などと、隣の知らない人と話すきっかけが気軽にでき、トイレから帰ってくると話が始まるというようなことも頻繁にあるようだ。