先送りの解消を進めたい
「いつか○○するつもりの書類」

 まず、何となく惰性で残してしまったモノたちは、この場の勢いを借りて思い切って処分。先送りを解消しましょう。

「謎の○○」
 例えば、正体がわからない「謎部品」。組み立て家具の予備のネジ、バッグに付いていたと思われる予備のベルトなど。用途が全く思い出せないなら、処分でいいでしょう。

 持ち主、使い道がはっきりしない「謎雑貨」などもそうです。出先で無料配布された文具やキャラクターグッズ、ペットボトルカバーなど。見た瞬間「使いたくて探していた!」と思えるモノ以外は、あなたにとっては取っておく価値のないモノではないでしょうか。

「いつか○○するつもりの書類」
 片づけの先送りと言えば書類です。例えば「いつかじっくり目を通すつもり」のDMや各種支払い状況などの通知。今の生活では、残念ながらその「いつか」は訪れないでしょう。できるだけノーチェックで処分するのがおすすめです。

 一概にはいえませんが、紙の情報はあっという間に古くなり「目を通す価値」が目減りしていきます。そうなれば気持ちよく手放せるかといえばそんなことはなくて、今度は「大事なモノが混ざっているかもしれないから、ひと通り目を通しておかなければ」という厄介なお荷物になっていくんです。

 どうしても捨てがたいモノは、少なくとも「提出・保管が必要なモノ」とはしっかり分けてから、改めて「先送り」してください。大事なモノさえ抽出できれば、取り急ぎ困ることはありませんから。