“感情移入”という言葉が出てきたが、主演の目黒さんが言葉を極端に少なくする代わりに感情のゆらぎがにじみ出てくるような演技をしているので、主人公はとても静かで、それゆえに男性視聴者にとって感情移入しやすいというのはあるかもしれない。
ドラクエなどのRPGで喋らないタイプの主人公が出てくるが、あれと似た効果があるように感じた。
女性視聴者の感想は?
「目黒くん推し」ばかりではない
一方女性視聴者の感想はというと、「めめが相変わらず最高すぎる」といった類の意見は当然殺到しているのだが、それは置いておくとして、以下のようなものがある(こちらも第1話限定の感想)。
「“父親”と“母親”、それぞれへのなり方の違いを端的に説明している箇所に思わず頷いた。最近は男性の育児への姿勢が過去に比べてかなり変わってきているけど、“父親”と“母親”は根本的になり方が違うので、相互理解は難しいと改めて思った。だから、一層(相手を理解すべく)努力していこうという気持ち」
「自分に子どもがいると、どうしても親目線で見てしまうから感情移入が半端ない。下手すると登場人物全員を親目線で見てしまって収拾がつかない」
「『目黒くん扮する主人公がんばって』という気持ち」
「今カノが不憫でならない。彼女がどうなっていくのか目が離せない」
「子育てを改めて考える機会になると思うので、男性にはぜひ見てほしい」