(2)既婚の場合
既婚の場合、子どもがいるかいないか、いないなら出産を選択肢として考えているかによってもお金の使い方は変わってきます。
基本的なことは独身と変わらずです。管理をして、貯金をして、備えていくのは共通です。家のことや日々の生活のことなど、お金の使い方は夫婦でしっかりと話し合っていく必要もあります。
そして、子どもがいる場合、自分たち夫婦のためのお金のほか、子どものためのお金も捻出していく必要があります。子どもに関連する費用をためる専用の貯金口座も作り毎月一定額を先取り貯金するなど、より細かく管理していくことが重要です。
また、備えの考え方も独身時代とは変わってきます。自分のためだけではなく、なにかあったときに家族にお金を残すという考え方も必要となってくるからです。万が一の時に家族にお金を残すための死亡保険、子どものための学資保険などの検討も必要となります。
さらに、一人ではなく夫婦、家族のお金として、資産形成を考えていかなければなりません。夫婦でお互い貯金と資産運用などをし、将来のためのお金を備えていきましょう。