まずは「収支の把握」から
家計簿は必ずつけよう!

 これはどの年代でも大事なことですが、まずやっておくべきことは「収入と支出をつかむこと」です。

 月々いくら入ってくる収入はいくらで、何にいくら使って(支出)、どのくらい貯金できているのかは記録をつけないとわからないもの。

 無くすべきは「使途不明金(何に使ったか覚えていないが消えてしまったお金)」です。いくら収入がたくさんあっても「使途不明金だらけ」ではお金がたまりません。「使途不明金を無くし、自分の収支を見える化する習慣」は貯金には不可欠です。

 そこでマストで始めていただきたいのが家計簿をつけることです。20代の頃は少しやっていたけど、途中でやめてしまったという人も30代ではつけていきましょう。

 家計簿のつけ方は様々です。ノートやエクセルでもいいですし、最近は家計簿アプリで家計簿をつけるのが主流でもあります。自分なりのルールで、ノートやエクセルなどでやるのもいいのですが、凝りすぎて家計簿をつけるハードルがあがってしまうなどして、結果続かなかった…なんてことがあっては意味がありません。

 ずっと続けていくとなると、やはりおすすめなのが家計簿アプリでの家計管理です。銀行口座やクレジットカードなどを連携できるアプリを使えば、入力の手間も省けます。レシートも撮影で読み込めるようなアプリもあるので、現金払いはレシートをもらっておくことが大切です。

 週に一度や月に一度でいいので家計簿をつける時間を作り、自分のお金の使い方を振り返りましょう。