カウンセリングを通して悩みの原因にたどりついた時には、「まさか、あの時のことが原因だったとは!」「これくらいのこと、と思っていました!」などと、驚かれることがほとんど。長い間抱えている悩みや不調ほど、思いもよらないところに原因があるのです。
実際のカウンセリング現場においては、「やっと腑に落ちた」「とてもスッキリしました」「安心しました」と、多くの方がポジティブな気持ちになってカウンセリングを終えられます。
原因を知ったところで何も解決しないと思われるかもしれませんが、あなたを悩ませていることの本当の原因に気づくことができれば、自分の心や体が軽くなることを実感できます。
「こんな私でも、変われるのでしょうか」
「私は、今より良くなるのでしょうか」
これは、はじめてカウンセリングに訪れた人から、よく聞かれる質問です。
もしかするとあなたも、このような不安を抱きながら、本書を手に取ってくれているかもしれませんね。
だけど、あなたなら大丈夫。
なぜなら、この本を手に取った時点であなたは、良い方向へ変化しつつあるからです。『悪いのは、あなたじゃない』というタイトルのこの本を手に取ったということは、心のどこかで「自分のせいではないこと」に気づいている可能性があります。何でも自分のせいだと思って落ち込んだり、自信をなくしてしまったりするあなたが、自分のせいではないと納得するための心の準備が整ったということです。
実は自分のせいではなかったということに気づき、納得できるようになると、自分を責めることが激減します。さらには、辛く苦しい過去から解放され、疲れにくく、毎日を楽しむ心の余裕も生まれます。
この本を通して、あなたが今よりもっとラクに生きるためのヒントを見つけられるように願っています。
心理カウンセラー Poche(ポッシュ)